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PROFILE

社団法人日本フットゴルフ協会 会長 /株式会社OK LABEL代表
松浦 新平



社団法人日本フットゴルフ協会 会長
/株式会社OK LABEL代表

1973年所沢生まれ。サッカー選手引退後、会社員を経て2001年に起業し、日本のフットサル場経営の先駆けをつくる。
2005年 株式会社OK LABELを設立、代表取締役就任。「SPOSIC」という一貫したテーマのもとSPORTSとMUSICを切り口に独創的な企業、ブランドのマーケティング戦略の取り組み、価値提案を続けている。
2006年「ロナウジーニョCD&DVD」(ナオトインティライミ、HAN-KUN(湘南乃風)、東京スカパラダイスオーケストラ等) の制作を皮切りに「ケツメイシ×ZOZOTOWN」ワールドカップアジア予選「日本代表ZOZOTOWNスタジアム広告ジャック」など多数を仕掛ける。
2014年株式会社日本フットゴルフ協会を設立し、アメリカやヨーロッパで大流行している新スポーツ「フットゴルフ」の普及活動も行なっている。

RADIO REPORT

vol.112015.10.3019:00-20:00

松浦新平 × 山崎晴太郎

山崎
ソラトニワ銀座をお聞きの皆さん、こんばんは。アートディレクター、デザイナーの山崎晴太郎です。突然ですが、皆さん、フットゴルフって知ってますか?最近、メディアなんかでも目にする機会があるんじゃないかと思うんですが。本日のゲストは、この新しいスポーツを日本で普及させようと活動されている方です。新しいスポーツを広めようとしている人と出会う機会ってなかなかないですから、今日は、すごくおもしろい話を聞けると思いますよ。それではゲストの方をお迎えしましょう。株式会社OK LABEL代表、社団法人日本フットゴルフ協会会長、松浦新平さんです。
松浦
こんばんは、ご無沙汰しています。
山崎
ご無沙汰しています。前にお会いしてから、だいぶ経ちますよね?まずは、簡単にご紹介させていただきますね。松浦さんは、株式会社OK LABL代表で、日本フットゴルフ協会の会長さんです。1973年所沢生まれ。サッカー選手引退後、会社員を経て、2001年に起業されて、日本のフットサル場経営の先駆けとなった後、2005年に株式会社OK LABELを設立。「SPOSIC」という一貫したテーマのもとで、スポーツとミュージックを切り口に企業ブランドのマーケティングや価値提案を続けられています。ワールドカップアジア予選でのZOZOTOWNのスタジアム広告ジャックなどなど、ビジネス的にも様々な取り組みをされている方です。そして2014年、社団法人日本フットゴルフ協会を設立。アメリカやヨーロッパで大流行している新スポーツ、フットゴルフの普及活動をされています。

ブラジルで体感した、本当のプロ意識。

山崎
最後にお会いしたのが、2年前くらいでしょうか?今回、こういう形でまたお会いできてうれしいなと思っています。いろいろと聞きたいことがあるんですが、もともとサッカー選手だったんですよね?
松浦
そうですね。小さい時から今までずっとサッカーばかりやっていて…。2週間後にはシニアの全国大会に出るんです。
山崎
今でも現役プレーヤーなんですね。松浦さん、ブラジルにも留学されていましたよね?
松浦
はい。高校を出て、ブラジルのほうに武者修行に行っていました。
山崎
カズさんみたいですね(笑)。
松浦
いやー、全然そんな次元ではないんですが(笑)。
山崎
ブラジルに行ってみて、やっぱりカルチャーショックはありましたか?
松浦
もちろんね、技術うんぬんで、レベルが高いのはある程度予想していましたけど。一番の衝撃は、サッカーにかける想いと言うか…。日本人はよく「スポーツマンシップ」という言葉を使いますけど、それがいいか悪いかわらないですが、彼らは「スポーツマンシップ」という次元でないところでフットボールをしているな、と。要は、「生活がかかっている」というのがリアルに目の前にあって、それが彼らのサッカーなんですね。
山崎
なるほど。ちなみに、松浦さんがサッカーをはじめられたきっかけはなんだったんですか?
松浦
実は、私がサッカーをはじめたのはだいぶ遅くてですね。小学校5年生ぐらいなんです。
山崎
へぇ、確かに遅めですね。
松浦
それまでは剣道少年で、5年間ぐらい剣道をやっていまして。とは言え、剣道にはまっていたわけでもなく、本当はプロレスラーになりたかった、という(笑)。
山崎
全然違いますね(笑)。
松浦
真剣にプロレスラーになりたかったんですが、皆さんご存知の『キャプテン翼』という漫画に出会って、タイガーマスクから、一瞬にして脳の中を全部持っていかれました。
もうそこからは、翼くんになりきっていましたね。
山崎
なるほど。そこから、プロ選手にまでなったわけですよね?サッカー選手の生活って、普通の人はあまり想像できないと思うんです。なにが楽しくて、なにがきついか。今までで一番辛かった思い出はありますか?
松浦
そうですね。私は21、22歳ぐらいでプロの世界を辞めてしまったんですが、現役の時に苦しかったのは、やっぱり常に怪我でした。「パフォーマンスがよくなってきたな」と思うと怪我をしてしまう、という日々の繰り返しで…。今は「のび太くん」と言われるぐらい、すぐ寝られるんですよ。横になると3秒ぐらいで寝られちゃうんですけど、現役の時は毎晩のように不眠症でしたね。
山崎
それは怪我に対する心配で、ですか?
松浦
当時の気持ちはあんまり覚えてないですが、たぶん不安な日々を送っていたんでしょうね。まだメンタルが弱かった、というのもあるとは思いますけどね。
山崎
見えないプレッシャーが、やっぱり常日頃からあるということでしょうか?日常生活を送っていても、やっぱりサッカーのことが気になるものですか?
松浦
正直、もう寝ている時以外はサッカーと、たまに女の子みたいな感じで(笑)。
山崎
やっぱりそこは大事ですからね(笑)。
松浦
やっぱりそこはモチベーション…。いやいや、なにを言わせるんですか(笑)。

サッカーボールを通じて、ずっと集まれるコミュニティを。

山崎
現在は、フットゴルフ協会会長ということで、そもそも、フットゴルフってなんですか?
松浦
端的に言いますと、ゴルフ場でサッカーボールを使って、ゴルフのルールでプレイをする。
山崎
軸足はゴルフ?それとも、フットボール?
松浦
ゴルフのほうが強いかもしれないですね。ゴルフボールをサッカーボールに代えて、脚を使って蹴る、みたいなイメージを持っていただければ。
山崎
フットゴルフというのは、松浦さんが考えられたスポーツなんですか?
松浦
これはちょっといきさつがありまして…。ちょうど2013年の12月の暮れですね。会社に向かう通勤電車の中で、ふと、「あれっ、ゴルフ場でボールを蹴ったら気持ちいいんじゃないかな?」ということを思いつきました。そこに至るまでの背景というのは、やっぱり我々ぐらいの年になると、怪我も怖いし、体も動かないし、昔のサッカー仲間と会う機会がどんどん減っていたんですね。
山崎
なるほど。
松浦
そういうのって「すごく寂しいな」とずっと思っていて。なにか「サッカーボールを通じて、ずっと集まれるようなコミュニティはないかな?」と模索していたんですね。それで、オフィスに着いて、すぐにネットで「サッカー ゴルフ」なんて検索したら、「フットゴルフってあるんだ!」と。そこで、はじめて知ったんですね。見れば見るほど「世界ではすごいことになっているぞ」と。ワールドカップも開催されている。各国の協会もちゃんとあって、しっかりと運営がなされている。その瞬間、「これだ!」と思ったんですけど、最初に周りに言った時は、みんな「はぁ…」って感じで、全然ピンと来てなかったみたいですけどね(笑)。
山崎
そうなんですね。そこから団体の設立までだいたい1年ぐらいですか?
松浦
いや、2013年の暮れに思いついて、2カ月後の2014年2月にすぐ一般社団法人を立ち上げて、という感じですね。
山崎
今、すごくサラッとおっしゃいましたけど、そこに至るまでの障壁っていっぱいあるじゃないですか?まず「社団法人をそんなに簡単につくれるのか?」とか。そのあたりの経緯はどんな流れだったんですか?
松浦
たぶん小さい時から「思い立ったが吉日」と言うか。とは言え、いっぱいシュートを撃っていまして、フットゴルフはたまたま自分の思いつきで動いた結果、なんとか形になったというだけで…。でも、「絶対おもしろいよな」という信念みたいなのは、常に心の中にありましたね。
山崎
なるほど。今はフットゴルフはどういった方々がやられているんですか?
松浦
そうですね。だいたい年齢的には、20代後半ぐらいから40代前半ぐらいまで。男女
比率としては男性のほうが圧倒的に多いんですが。とは言え、本当に小さいお子さんから、僕らが見た中での最高齢では、70歳ぐらいの方もやっていらっしゃいましたね。
山崎
フットゴルフが「世界ではすごいことになっている」というお話もありましたけど、具体的にはどういった感じになっているんですか?
松浦
たとえば、ロンドンでは、フットゴルフができる場所がすでに数百ヵ所もあって。かつ、サッカーのプレミアリーグですごく実績のある選手が、そこのイングランドのフットゴルフ協会の育成ディレクターみたいな形になっていまして、小学校の授業にフットゴルフが組み込まれていて、彼らが教えに行く…というような
山崎
それはすごいですね!
松浦
あとは、アルゼンチンなんかでは、プロリーグができていたり。アメリカでは、もうすでに500ヵ所もフットゴルフができるゴルフ場があって。日本はまだまだなんですけど、世界では「どんどん大きなうねりが生まれているな」という感じはあります。
山崎
フットゴルフのはじまりは、どんなものだったんですか?
松浦
サッカーをやっていた人間って、校庭でボールを蹴って「あそこまで何打でいけるか」とかやっていたと思うんですね。それを2008年にオランダのほうで、「じゃあ、しっかりルール化しよう」ということでフットゴルフが生まれた、という経緯があります。
山崎
それをルール化したのは誰なんですか?
松浦
誰というのはわからないんですけど、もともとはゴルフ畑の人みたいですね。
山崎
そっちからなんですね。
松浦
リーマンショック以降、ヨーロッパのゴルフ場も、経営的にすごく打撃を受けて「このままじゃまずいぞ」ということで、サッカーのそういう遊びを知っているゴルフ畑の人が「もしかしたらビジネスになるんじゃないか?」ということで、「ちゃんと統一ルールをつくって、競技としてやっていこう」というふうになったと思いますね。
山崎
フットゴルフが、日本でどういうスポーツになっていってほしいと思いますか?
松浦
もちろん、私どもの中では「オリンピック競技にしたい」だったり、「ワールドカップを日本で開催したい」っていう、協会としてのビジョンを持っているんですが。その先にあるのは、やっぱりサッカーや野球に肩を並べられるぐらいのスポーツにしたい。なぜかと言うと、誰でもやりやすいから。
山崎
「子どもでもできる」っておっしゃっていましたもんね。僕も昔、サッカーをすごく一所懸命やってたんです。
松浦
ねえ。「バリバリやってた」って言ってましたもんね?
山崎
そうなんです。だから、社会人になってからもフットサルとかに誘われて、やるじゃないですか?でも、最近はあんまり行かないようにしていて…。やっぱり、大学生とか強いですからね。スタミナもあるし、タフネスもあるし。でも、こっちは思ったように体が動かない。なんかもう悲しくなってくるじゃないですか?
松浦
それはもう、ぜひフットゴルフを(笑)。いやもう、我々がリアルにそんな感じで…。やっぱりサッカーというスポーツは、年齢の壁があると、どうしても勝てない。とは言え、「ずっと死ぬまでサッカーボールと一緒にいたいな」と思う時に、もしかしたら一番近いスポーツがフットゴルフなのかもしれないですね。

2つの文化融合から生まれる、新しいカルチャー。

山崎
松浦さんは、ゴルフもやられるんですか?
松浦
実はね、ゴルフはやったことないんです。
山崎
フットゴルフって、主軸はゴルフのほうにあるんですよね?
松浦
そうですね。逆を言えば、私がゴルフをやったことがない人間だから、フットゴルフにすっと入れたと言うか…。やっぱり、ゴルフ界の人からすると、ゴルフ場でボールを蹴る、というのは非常識なことのようで。
山崎
彼らにとっては聖地ですよね?フットゴルフをする時は、洋服って普通でいいんですか?
松浦
ゴルフという競技をリスペクトするというのが一番なので、ゴルフの格好に倣った服装ですね。
山崎
なるほど。では、ルールというのはゴルフと一緒ですか?「おまえ、アンダーいくつで回るの?」とかありますけど。
松浦
そうなんですよ。そこはもう完全に一緒です。スコアは少なければ少ないほどいい、ということですね。だから僕、最初は意味がわからなかったです。サッカーだと1点、2点、3点…と増えていくじゃないですか?「なんで、マイナスが多いほうが上位なんだろう?」みたいな。そんな初歩的なことさえわからないまま、ゴルフの世界に飛び込んだ感じではあります。
山崎
こないだ、フットゴルフの日本代表を決める大会もやられていましたよね?
松浦
そうですね。今年の6月に開催された、オランダのキャピタルカップという大きな国際大会に、「日本代表を派遣しよう」ということで、上半期の大会で上位だった人間を日本代表として選考して、日本でははじめての試みとして、代表選手の海外遠征をしました。実は今も、九州でジャパンオープンが行われていて、この大会も、来年の1月にアルゼンチンで開催されるワールドカップの日本代表の先行大会になっていまして、熱い戦いが行われています。
山崎
日本代表選考に残っている人は、やっぱりサッカー経験者が多いんですか?
松浦
そうですね。プロの人はいないですが、サッカーを長くやられていた方がやっぱり多いですね。たぶん、最初は皆さん遊びでやっていたんでしょうけど、今は相当本気ですからね。毎回、キックごとにボールの空気圧をチェックしますから。
山崎
それは、ボールの転がりを意識して、ですよね?彼らは芝も読めるんですか?
松浦
読んでいますね。すごいですよ。最初はそんなんじゃなかったんですけど、賞金が出る大会がいっぱいあるので、海外の選手がすごく真剣なんですね。オランダ遠征に行った日本代表のメンバーが、そういうのを見て「そこまでやるんだ」ということで、日本に持ち帰り、今は日本の競技会でもみんな、上位選手は空気圧をチェックしながらやっています。
山崎
ゴルフってドライバーとかでパーンって打つと、すごく飛ぶじゃないですか?フットゴルフだと、どのぐらい飛ぶんですか?
松浦
これはね、おもしろい話があってですね。日本で最初にフットゴルフの大会を開催する前に、現地視察で、僕がゴルフ場関係者の方々を前にボールを蹴る機会があって…。たぶん、日本のゴルフ場でサッカーボールを蹴ったのは、僕がはじめてだと思うんですけど。みんなが「どのくらい飛ぶんだ?」と注目している中で、「よし、ちょっとやってやろう」と。それで、バーンと会心の一撃ですよ。インステップキックで、ボールの真芯をくってすごく飛んでいったわけですね。
山崎
お、いいですね。
松浦
「よっしゃ、これはいった!」と思ったんですが、周りの反応がすごく薄い。やっぱりゴルフって、300メートルぐらい飛ぶわけですよ。でも、サッカーボールだと、ゴールキックで蹴っ飛ばしてハーフライン超えるので、たぶん50メートルぐらいなんですよ。テレビとかで見ていると、すごく飛んでいるように見えるんですけど、ゴルフ場のあの広い中で50~60メートルしか飛ばないって、意外と「しらー」という感じで…。
山崎
スケール感が違うから?
松浦
全然違うんですね。私からすると「やってやった」感はあったんですが、ゴルフ関係者からすると「あれ?」みたいな。そのギャップは、今でもすごく覚えていますね(笑)。
山崎
そこがすごく気になっていたんですよ。距離が飛ぶタイプの人と、そんなに飛ばないタイプの人がいるじゃないですか?僕は、どっちかと言うと、飛ばないタイプなんですよ。」
松浦
でも最終的には、飛ぶ距離より、最後の寄せとパットの技術が勝敗を分けますね。
山崎
そこはやっぱりゴルフと一緒なんですね。ぜひやってみたいんですが、どこでできるんですか?
松浦
現在はですね、日本で常設のコースが3ヵ所あります。宇都宮と御殿場と兵庫県の三田。この3つが常設でやっているところで、それ以外はイベント時に使えるコースが約十数ヵ所ですね。
山崎
競技人口で言うと、どれくらいの規模になっているんですか?
松浦
たぶん1万ぐらいはいっているんじゃないですかね。今、常設のコースなんかは、すごく人が入っていて。先週も、宇都宮の常設コースでは、100人のコンペが入っていたみたいですよ。

運を動かすから、運動。

山崎
松浦さんが今やられていることって、「新しいスポーツを生み出す」という作業じゃないですか?今だと、バブルサッカーなんかもありますけど、あれはひとつのエンタメとしては成立していると思うんですが、それが学校の授業の中に組み込まれたり、プロの選手やリーグが生まれる、とは思えなくて。でも、フットゴルフって着実にそこに向かっているじゃないですか?それって、なにが違うと思いますか?
松浦
一概に言うのは、すごく難しいんですけど…。ただ、サッカーに照らし合わせて考えると、「憧れるものがある」というのはすごく大きいのかな、と。私もやっぱり「マラドーナになるんだ!」という思いで、毎日毎日ボールを蹴っていた少年時代があったので。やっぱりその「憧れるものがある」という状況をつくってあげることも、協会の役目なのかな。そうするためには、やっぱりオリンピックとか、ワールドカップとか、プロとか、そういったわかりやすい形のステージを用意してあげないといけない、という思いはありますね。
山崎
ちなみに、フットゴルフの世界には、誰かスタープレーヤーっているんですか?
松浦
アルゼンチンのプロのマティヤスという選手は、世界的に人気がありますね。海外の選手は、FacebookやTwitterで自分たちを「フットゴルフプレーヤーだ」と名乗って、どんどん情報発信しているんですね。イタリアの選手なんかは、めちゃくちゃおしゃれで。日本人の中でも、自分たちでフットゴルフブランドを立ち上げて、「自分たちのブランドを着て、プレイして、アピールしよう」という子も、どんどん出てきていますよ。
山崎
サッカー選手って、いろいろなスポーツの中だと「ちゃらい」って言われることもありますが、比較的おしゃれなイメージがあるじゃないですか?ゴルフには、もう少しトラッドでおしゃれな世界があって。そのふたつが融合すると、すごくファッショナブルなスポーツが生まれそうなイメージはありますね。
松浦
そうですね。なので、まだ見ぬものっていうものが見てみたいですね。やっぱり、日本におけるゴルフは本当に格式高いですし、サッカーはどっちかって言うと、まだまだ「若い子たちがやるスポーツ」っていうイメージがあって、カジュアルな部分が強いんですけれども。そこがケミストリーを起こした時に、また新しいカルチャーが生まれるのかな、という期待感もありますね。
山崎
今後、スポーツと社会の形ってどうなっていく、もしくはどうしていきたい、という思いはありますか?
松浦
ある尊敬する方の言葉をちょっとお借りすると、実は、スポーツって国際交流するのに一番いいんですね。特に、サッカーとかゴルフとか、フットゴルフもそうだと思うんですが、共通ルールがあるから、言語が一緒じゃなくても同じ時間を共有できるんです。スポーツというのはすごくシンプルでいいな、というのがありますね。
山崎
なるほど。「英語を超える共通言語」と言ったら大げさかもしれないですが、身体的な共通言語みたいなイメージですか?
松浦
そうですね。実際、私なんかも海外生活が多かったので、すごく顕著なんですが、バルやパブで知り合った「はじめまして」の人が「俺ん家来いよ」って言うかっていったら、まず言わないですよね?でも、草サッカーで出会った「はじめまして」の人とは、「お前、家に飯食いに来いよ!」みたいな感じになるんですよね。それがたぶん、スポーツのすばらしいところなのかな。
山崎
それはありますよね。ちなみに情熱大陸的に(笑)、松浦さんにとって「スポーツ」とはなんですか?
松浦
運動、ですかね。そのままなんですが。要は、運動って「運を動かす」って書きますよね?日々楽しく生きていくためには、「やっぱりいろいろな強い運を持っていないといけないな」という思いが、自分の中にすごくあるんですね。そういう意味では、運動、スポーツっていうのはすごく大事であり、もっと言っちゃえば、サッカーとかフットゴルフは、僕にとっては人生なので。
山崎
そこでずーっと選手として、運営として、企画として、かかわってこられたということですもんね。それでは、ぼちぼち時間も近づいてきましたので、最後にリスナーの方にメッセージをお願いします。
松浦
フットゴルフは、まだ日本では歴史が浅いんですが、小さい子からお年寄りまで、本当に誰でもできます。なので、協会としてはやれる場所をどんどんどんどん増やしていこうと思っていますので、ぜひ緑の大自然に囲まれたゴルフ場で、思いっきりサッカーボールを蹴っ飛ばすことをやっていただければな、と思っています。
山崎
ありがとうございます。もしかしたら、今、聞いている子たちが、日本代表に一番近いかもしれないですね。
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