銀座四次元ポケットpresents 山﨑晴太郎の銀座トークサロン銀座四次元ポケットpresents 山﨑晴太郎の銀座トークサロン

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MINI REPORT

2017.04.23

瀬尾 浩司 vol.02

第4回の文化百貨店。ゲストは先週に続いて、写真家の瀬尾浩司さんです。まずは、スタートしたばかりの瀬尾さんも参加されている写真展「ゼラチンシルバーセッション」のお話しから。

ゼラチンシルバーセッション

ゼラチンシルバーセッションは、フィルムの良さを伝えようという企画で、今回はポートレートをテーマに20名ほどの写真家が参加しているグループ展。瀬尾さんは「お家元プロジェクト」という作品を展示されています。5月7日(日)まで、六本木のAXIS Galleryで開催中。フィルムのチカラをぜひ間近で感じ取ってください。
http://gss-film.com/exhibition/2017

お家元プロジェクト

ゼラチンシルバーセッションでは、香道のお家元である蜂谷荘必さんを撮った作品を展示中。瀬尾さんは、これから色々なお家元を撮影していきたいと考えているとのこと。家元に注目したきっかけは、星野リゾートのシゴトで、京都の武者小路千家を撮った所から。1つ1つの空間、装置、ルールなど「すごい!」と感じることがいっぱいあったそうで、それを捉えることをしたくて始めたプロジェクトなのだそうです。これからライフワークとして少しずつ撮影していく予定ということですが、写真を見て、その道に興味を持ってやってみようと思う人が出てきたら良いなと瀬尾さん。気になる方は、まずはゼラチンシルバーセッションでその世界に触れてみてください。

アート写真と広告写真

師匠の植田正治さんと「目的意識があるか?ないのか?」が、アート写真と広告写真の違いではないかという会話があったのだそうです。瀬尾さんご自身は、広告を楽しく撮っているけど、“意味を持たないもの”を撮ることにも大事なものが詰まっている気がしていると感じているということで、社会人になった時から広告写真とアート写真の両方を撮り続けているとお話しされていました。撮りたいもの、やりたいことは、どんどん出てくるそうで、「時間を作るために、どんどんシゴトが早くなってくる(笑)」のだとか。シゴトを早くして、時間を作れるなんて羨ましい限りです。

文化百貨店という架空の百貨店で一角をプロデュースするとしたら?

師匠に焼き物屋さんに連れて行ってもらったりしていたので、陶芸や民芸が好きなので、そういったモノを並べてみたいと瀬尾さん。「自分で見つけてきた感じが好き」なので、見つけてきた楽しみを感じてもらえるような雰囲気にしたいということでした。

きっかけと現在のシゴトは逆ですが、“写真”と“アート”という共通点があったことで、瀬尾さんのお話しにうなずく事が多かった山﨑でした。

といった所で、4回目の文化百貨店も閉店となりました。次回はデザイナーのYellow Yellowさんをお迎えしてお送りします。次の文化百貨店は4月30日(日)24時30分に開店です。

写真家

瀬尾 浩司

1968年、広島生まれ。京都精華大学デザイン科卒業後、写真家植田正治氏に師事。2000年からはフリーの写真家として、音楽CDや写真集(福山雅治、つるの剛士、佐藤健、三浦春馬、AKB48、EXILEなど)、ファッション(TAKEO KIKUCHIやユナイテッドアローズ、BEAMSなど)、雑誌、広告、TV、写真展などのさまざまな分野で作品を発表し続けている。