2018.05.13
やきそばかおる vol.1
ラジオにハマったきっかけ
2016年からラジコにタイムフリー機能が実装され、全国各地の番組を聞けるようになりましたが、やきそばさんは去年1年だけで、800本以上のラジオ番組を紹介されたという、ラジオのスペシャリストです。
ラジオっ子であり、ハガキ職人だったというやきそばさんの中学高校時代は、バブルの影響でラジオのプレゼントが豪華だったのだとか。ハガキが採用されただけで1000円分のQUOカードが貰えたり、ファミコンソフトが貰える番組もあったそうで、プレゼント目当てでハガキを送るようになったのが、ハガキ職人になった理由だったようです。
やきそばさん曰く「ラジオが話題になっていたギリギリの世代」だったようで、受験生が家で聞くような夜9時ぐらいから、面白い番組が色々あった時代だったようです。当時のクラスメイトの半分ぐらいがラジオを聞いて勉強していたような環境で育ったやきそばさんです。
構成作家になるまで
やきそば好きからソース工場でアルバイトをしたり、ADをやったりしていたやきそばさんですが、文化放送にあった放送作家塾に通ったことから、構成作家への道が拓かれたそうです。講師に来られたプロデューサーへ課題を出した所、そのプロデューサーがやろうとしていた番組と同じだったことから、会議に参加するようになり、“運良く”構成作家への足掛かりをつかんだのだとか。そんなやきそばさんに、気になる番組についてもお聞きしました。「人間って、他の人の電話でのやり取りが気になるもの」と話すやきそばさん。電話で会話が盛り上がる番組に好感を持つことが多いと言います。見ず知らずの相手と盛り上がれるかは、最初の15秒で懐に入れるか否かが重要なようで、ボーンと飛び込む技術のある喋り手さんの番組は聞いてしまうということでした。
メッセージが採用されるコツ
元ハガキ職人であり、構成作家などの裏方も経てきたやきそばさんが説く、メッセージが採用されるコツは「ネタとしてナイスなパスを出す」こと。ミュージシャンの番組にメッセージを送るとしたら、そのミュージシャンが言いたいことに関する質問を投げかけるなど、一歩先読みしたメッセージを送るようにすることが大事とコツを教えてくださいました。
コレクションしているもの
年間800番組を紹介しているとあって、やきそばさんはラジオを6台も保有しているのだとか。なかでもSONYの充電できるポケットサイズのラジオが、ICレコーダーとしての機能も充実していて、インタビューの仕事でも活用していて便利だと言います。
たまたまですが、山﨑も同じラジオを所有!ラジオの達人と同じモデルを持っていると聞いて、自分の目利きに自身を持った山崎でした。
2人が所有しているのは、こちらの1モデル前のものです。
https://www.sony.jp/ic-recorder/products/ICZ-R110/
といった所で、今回の文化百貨店も閉店のお時間となりました。来週もやきそばさんをお迎えしお送りします。
本日の選曲
やきそばかおるさんのリクエスト
朝 / 関取花
https://youtu.be/qBdIOw-uywQ
山崎晴太郎セレクト
Nakamarra / Hiatus Kaiyote
https://youtu.be/Ozr4KsZBTvQ