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2018.02.04

イム・ジョンホ vol.1

WEBデザインを手掛けるまで

15歳の時に釜山から日本にやってきたイムさん。デザインなどに興味がある子どもではなかったということですが、高校生の時にWEBデザインに関する年鑑を見かけて衝撃を受けたことが、今の仕事へ繋がる原体験だったそうです。 その後、23歳の時に憧れの人ばかりがいたという前の会社へアルバイトとして入社。当初はHTMLコーダーでの採用だったそうです。

最初に感動したのがビジュアルだったので、デザインがしたいと思っていたイムさんですが、自分が感動できるものばかり作っている会社だったので、しがみつくという気持ちでキャリアをスタート。 情報設計やプロジェクトマネージャーなど、WEBづくりのすべてのプロセスを経て、デザインにたどり着きます。

当時は回り道だと思っていたようですが、すべてを経験したことで、今では自分の発言によって、どこがどうなっていくかを想像しながら話ができるので、実務的なディレクションに役立っていると言います。

サイトづくりへの想い

何とか良くしようと最後まで粘り強くWEBサイトを作る人でありたいというイムさん。そんなポリシーで数々のサイトを作られてきましたが、完成までの過程は辛いと言います。

100がゴールだとしたら、そこにたどり着くまでは99まで来ても未完成を見続けることになるので、100を目指している人間にとっては苦しいのだとか。 そんな生みの苦しみを経て世に出たサイトによって、価値観が変わったり、わからない事がわかるようになるような経験をしてもらいたい。そして、自分で「とんでもないものを作った」と思えるサイトをつくることが目標であり、目指し続けていることでもあるとWEBサイトづくりへの想いも話してくださいました。

モノ選びのこだわり

コレクション癖がなく多くのモノに囲まれるタイプではないと言うイムさんは、モノで人生が変わった経験があると言います。大学生になった頃、免許を取るかパソコンを買うか悩んだ結果、パソコンを選択。そのパソコンによってインターネットを通じて色んな知識に触れたり、ものづくりを体験でき、見える世界が広がったとそうです。 その時に、一番良いパソコンを選んだというイムさん。後悔をしたくないから、良いモノを選ぶというポリシーがあるようです。

そんなイムさんの最近のお気に入りはLeicaのM10。元々趣味で写真を撮っていたそうですが、M10はシンプルだけど持っていて気持ちが上がるので毎日持ち歩いているのだとか。そのカメラで収録中に何枚か山崎も撮っていただいていました。

「すさまじく良い話だな」と山崎が感じたイムさんとの時間でしたが、この辺りで今回は閉店。イムさんの良い話の続きは、次回2月11日の放送でお送りします。

mount inc. 代表/アートディレクター/
クリエイティブディレクター

イム・ジョンホ

1977年韓国 釜山生まれ。2000年よりピジネスアーキテクツ入社。アート・ディレクターとして、FUJIFILM、積水ハウス、イオングループなどの大手企業サイトを手掛ける。
2004年独立、フリーランスを経て、2008年に梅津岳城(うめつ たけしろ)と共にmount inc. 設立。近作は、星のやWEBサイト(https://hoshinoya.com/)、サントリー山崎蒸溜所「YAMAZAKI MOMENTS」(http://yamazaki-moments.jp/)、Suntory『DNA GLASS』(http://dna.glass/)、トヨタ自動車公式WEBサイト(http://toyota.jp/)、TOYOTA GAZOO Racing『ニュルブルクリンクへの挑戦2016』(http://gazooracing.com/pages/special/challenge/)、瀧本幹也写真事務所オフィシャルWEBサイト(http://mikiyatakimoto.com/)、HEARTLAND『SLICE OF HEARTLAND』(http://sliceof.heartland.jp/)、SUNTORY『3D on the Rocks』(http://3drocks.jp/)など。
カンヌライオンズ、One Show、Clio Awards、D&AD、NY ADC、London International Awards、Spikes Asia、Ad Stars、グッドデザイン賞など受賞多数。
http://mount.jp

1977年韓国 釜山生まれ。2000年よりピジネスアーキテクツ入社。アート・ディレクターとして、FUJIFILM、積水ハウス、イオングループなどの大手企業サイトを手掛ける。
2004年独立、フリーランスを経て、2008年に梅津岳城(うめつ たけしろ)と共にmount inc. 設立。近作は、星のやWEBサイト(https://hoshinoya.com/)、サントリー山崎蒸溜所「YAMAZAKI MOMENTS」(http://yamazaki-moments.jp/)、Suntory『DNA GLASS』(http://dna.glass/)、トヨタ自動車公式WEBサイト(http://toyota.jp/)、TOYOTA GAZOO Racing『ニュルブルクリンクへの挑戦2016』(http://gazooracing.com/pages/special/challenge/)、瀧本幹也写真事務所オフィシャルWEBサイト(http://mikiyatakimoto.com/)、HEARTLAND『SLICE OF HEARTLAND』(http://sliceof.heartland.jp/)、SUNTORY『3D on the Rocks』(http://3drocks.jp/)など。
カンヌライオンズ、One Show、Clio Awards、D&AD、NY ADC、London International Awards、Spikes Asia、Ad Stars、グッドデザイン賞など受賞多数。
http://mount.jp

2021.02.21 比嘉康二
NEW

2月21日の文化百貨店のゲストは、泡盛コンシェルジュの比嘉康二さん。泡盛の魅力を伝えるために活動をされている比嘉さんに、ご自身の活動や泡盛自体について伺いました。

2021.02.14 山崎晴太郎
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2月14日の文化百貨店は、2か月ぶりのソロ回。今回は今年になってから話題になったデザイン関連のトピックや、山崎自身の仕事に関する話題をお話していきます。

2021.02.07 宮島達男 vol.2
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2021.01.31 宮島達男 vol.1
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1月31日の文化百貨店にお越しくださったのは、日本が誇る世界的な現代美術家である宮島達男さん。今回は、宮島さんのベースとなっている思想や作品についてお聞きしていきます。

2021.01.24 杉山早陽子 vol.2

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2021.01.17 杉山早陽子 vol.1

1月17日の文化百貨店のゲストは和菓子作家の杉山早陽子さん。今回は、杉山さんが主宰される御菓子丸の工房にお邪魔をして、和菓子作りを始めたきっかけから伺っていきます。

2021.01.10 濱崎加奈子 vol.2

1月10日の文化百貨店のゲストは、先週に引き続き、伝統文化研究家/有斐斎弘道館・館長の濱崎加奈子さん。今回も、京都市にある数寄屋建築が印象的な有斐斎弘道館にお邪魔し、濱崎さんが研究されている伝統文化ついて伺いしました。

2021.01.03 濱崎加奈子 vol.1

新年あけましておめでとうございます。2021年の文化百貨店は、番組初のロケからスタート。京都の気になる方の所にお邪魔をして、インタビューさせていただきました。文化百貨店の京都シリーズ初回のゲストは、伝統文化研究者の濱崎加奈子さん。今回は、濱崎さんが館長を務める有斐斎弘道館でお話を伺いました。

2020.12.27 岸田奈美 vol.2

12月27日の文化百貨店のゲストは、先週に引き続き作家の岸田奈美さん。今回は、著書『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』に掲載されているエピソードや、今後の活動ついて伺いました。

©seitaro design,inc.

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