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2017.12.17

津田 寛治 vol.2

仕事を引き受ける基準

ドラマや映画への出演依頼は、基本的に“来た順”で引き受けているという津田さん。役の料理の仕方は考えるけども、やった方が良いか否かは考えることはないそうです。また、タレントやアイドルと違い、俳優は本人のイメージが無い方が良いと考えているようで、「ストーリーで映画を観て欲しい」と映画人ならではのコメントも話してくださいました。津田さんは、ご自身がシゴトとプライベートを分けることが出来ないタイプなので、人生の大部分を費やすシゴトは好きな事をやった方が良いと考えていると言います。映画を見ていると、セリフ中に何回ブレスをしたとか、手振りがどうなっているのかという所が気になって純粋に楽しむという部分は少なくなっているようですが、それでも今なお「映画を観るのは楽しい」のだそうです。

監督を務めてみて

役者だけではなく監督としての活動もされている津田さん。傍から見ていると役割が全然違う気がしますが、映画をつくるという意味では、どちらもどっぷりと物語の中にいるので似ている所があるのだとか。監督を経験したことで、全体を考えて芝居を組み立てていく方が良いということがわかり、先週も話してくださった自分の考え方の強度が高まったのだとか。

今後の映像業界

CGやドローンが登場した時にはみんなが驚いたにも関わらず、今では普通に受け止めてしまっているように、人に刺激を与えるものであるほど頭打ちがあると感じていると津田さんは言います。そして、お客さんが想像力を働かせることで完成する “余白のある”作品には際限がないので、アナログ映画をもう一度見直していかなくてはならないと話してくださいました。

文化百貨店で扱うとしたら

番組恒例のこの質問には“記憶とか思い出を扱う店”と津田さん。お客さんが持ってきた記憶を絵や彫刻など形にするお店で、その記憶にマッチするアーティストを紹介するというもの。そして、もちろん目玉になるのは映画。映画にした方が良いという記憶が持ち込まれた際には、総動員で映画を作るということ。このアイデアには、山崎も一お客さんとして訪れたいと話したところで今夜も閉店のお時間となりました。

津田寛治さん出演情報

『ニワトリ★スター』映画情報
2018年3月17日(日)より全国順次公開『ニワトリ★スター』に、ガリガリに痩せた爬虫類のようなヤクザ役で出演。

映画『ニワトリ★スター』は、くたびれた大麻の売人・草太役に井浦 新、全身タトゥーの赤髪モヒカンの若者・楽人役に成田凌が扮した、ギザギザ傷ついた男ふたりの友情と夢と愛を描いたバイオレンス・ラブ・ファンタジー。裏社会の住人とも呼べない半端な売人として生活するも人生に対して不安や葛藤を抱える草太と、天真爛漫、無鉄砲で自由奔放だが寂しげな影をまとう楽人。互いの生い立ちはほとんど知らない対照的な二人が自堕落で楽しい共同生活を送る日々。しかし、街の不良たちを影で操るヤクザの登場、楽人が思いを寄せるシングルマザーの月海(紗羅マリー)と新たな一歩を踏み出そうとした時、草太と楽人は予測不能な事態に巻き込まれていく。はたして彼らの運命は…?都会の吹き溜まりで出会い、裏社会から宇宙まで、ギザギザ傷だらけの男ふたりのバイオレンス・ラブ・ファンタジー。
東京の片隅にある奇妙なアパートで共同生活を送る草太(そうた)と楽人(らくと)の秘密は、大麻の密売で生活していること。自堕落でそれなりに自由で楽しい日々は、楽人が思いを寄せるシングルマザーの月海(つきみ)とともに生きようと願った時、終わりを告げる。ヤクザの魔の手。どうにも抗えないシビアな運命。彼らは次第に予測不能な事態に巻き込まれていく。 主人公の草太役は、映画『光』『二十六夜待ち』など主演作の公開が続く井浦新。楽人役は、映画『キセキ あの日のソビト』、ドラマ『コード・ブルー 3rdシ-ズン』出演など活躍がめざましい成田凌。月海役は、女優・モデルとして活躍する映画初出演の紗羅マリー。全員がかつて見せたことがない新境地の役に挑戦している。監督は、玉木宏主演『殴者』の原作、映画『ハブと拳骨』の原案・クリエイティブディレクター・音楽、多国籍HIP HOP集団TOM YUM SAMURAIのリーダー、元板前、現アパート(本作ロケ地の大阪黒門市場の巨大アート建物「道草アパートメント」)大家という肩書を持つ異色のクリエイター・かなた狼。自身が執筆した同名小説を原作に、本作で監督デビューを飾る。

出演:井浦新、成田凌、紗羅マリー、阿部亮平、LiLiCo、鳥肌実、津田寛治、奥田瑛二、山田スミ子、海原はるか・かなた、裵・ジョンミョン、ペロンヤス、名倉央、DAY(Titanium)、佐藤太一郎、水橋研二、尚玄、辰巳蒼生、村上新悟、石橋穂乃香、シャック、マグナム弾吉、中澤梓佐
監督:監督:かなた狼
制作:株式会社ウィルコ
製作:GUM株式会社/GUM WORLD株式会社
配給・宣伝:マジックアワー/GUM WORLD株式会社/(C)映画『ニワトリ★スター』製作委員会
Webサイト:http://niwatoristar.com/

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『名前』映画情報
2018年初夏公開の父と娘の物語『名前』で主演。

経営していた会社が倒産し、茨城にやってきた中村正男。様々な他人の名前を周囲に偽って使い、体裁を 保ちながら自堕落な暮らしを送っていた。ある日、素性がバレそうになり窮地に陥っていた正男のことを、「お父さん」 と呼ぶ女子高生・葉山笑子が突然現れる。笑子のペースに振り回されながら、親子のような生活に束の間の平穏を 見出す正男。しかし、笑子がある事情から正男のことを、自分の生き別れた父親だと思っていることに気づき、自分 の消してきた過去のことを思い始める。正男には死産した娘がいたのだった・・・。 そして心を閉ざして高校生活を送ってきた笑子も、演劇部で主役に抜擢されたことから少しずつ変わっていく。
Webサイト:http://namae-movie.com/

 

津田さんの姿をぜひ劇場でご覧ください。

俳優

津田 寛治

北野武監督の『ソナチネ』で映画デビュー。以降、北野作品を始め、映画、テレビドラマに出演し注目を浴びる。『模倣犯』(森田芳光監督)では第45回ブルーリボン賞 助演男優賞受賞、第17回東京国際映画祭「日本映画ある視点」部門作品『樹の海』では特別賞を受賞。『119』(竹中直人監督)『トウキョウソナタ』(黒沢清監督)『贅沢な骨』(行定勲監督)『妖怪大戦争』(三池崇史監督)『恋の罪』(園子温監督)『月光ノ仮面』(板尾創路監督)『シン・ゴジラ』(庵野秀明総監督・樋口真嗣監督)など数多くの映画に出演している。

北野武監督の『ソナチネ』で映画デビュー。以降、北野作品を始め、映画、テレビドラマに出演し注目を浴びる。『模倣犯』(森田芳光監督)では第45回ブルーリボン賞 助演男優賞受賞、第17回東京国際映画祭「日本映画ある視点」部門作品『樹の海』では特別賞を受賞。『119』(竹中直人監督)『トウキョウソナタ』(黒沢清監督)『贅沢な骨』(行定勲監督)『妖怪大戦争』(三池崇史監督)『恋の罪』(園子温監督)『月光ノ仮面』(板尾創路監督)『シン・ゴジラ』(庵野秀明総監督・樋口真嗣監督)など数多くの映画に出演している。

2022.03.27 高柳 克弘 vol.2

3月27日の文化百貨店のゲストは先週に引き続き、俳人・俳句雑誌『鷹』編集長の高柳克弘さん。今回は、近著『究極の俳句』と高柳さんご自身の俳句感について伺います。また、5年間に渡る文化百貨店を通じて、MCの山崎晴太郎が感じてきた事についてもお話します。

2022.03.20 高柳 克弘 vol.1

3月20日の文化百貨店にお越しくださったのは、俳人・俳句雑誌『鷹』編集長の高柳克弘さん。番組MCの山崎晴太郎が、かねてから興味を持っていた俳句の世界について、2週に渡って伺います。

2022.03.13 まつゆう* vol.2

3月13日の文化百貨店のゲストは、先週に引き続きコミュニケーション・エヴァンジェリスト/メタバースDJの まつゆう*さん。番組MCの山﨑晴太郎が、今最も興味を持っていると言える“メタバース”の世界について、今週もたっぷり伺います。

2022.03.06 まつゆう* vol.1

3月6日の文化百貨店にお越しくださったのは、コミュニケーション・エヴァンジェリスト/メタバースDJのまつゆう*さん。今回は、まつゆう*さんのこれまでのキャリアを伺いながら、二拠点生活をしているという“メタバース”の世界について伺います。

2022.02.27 こくぼ ひろし vol.2

2月27日の文化百貨店のゲストは先週に引き続き、日本初のソーシャルグッド専門PRエージェンシー ひとしずく株式会社代表でPRコンダクターの こくぼひろしさん。今回は、番組パーソナリティの山崎晴太郎のセイタロウデザインと共同で展開する『もしもラボ』について、2人でお話していきます。

2022.02.20 こくぼ ひろし vol.1

2月20日の文化百貨店のゲストは、日本初のソーシャルグッド専門PRエージェンシー・ひとしずく株式会社代表で、PRコンダクターの こくぼひろしさん。漠然としている“ソーシャルグッド”という言葉の範囲や、こくぼさんの現在の活動について伺います。

2022.02.13 シマダ カツヨシ vol.2

2月13日の文化百貨店のゲストは、先週に引き続き、アクセサリー主治医・鍛造作家・コンセプトデザイナーとして活動されているシマダカツヨシさん。今週は、シマダさんがどんな変遷を経て、現在のような考え方にたどり着いたのかをお聞きします。

2022.02.06 シマダ カツヨシ vol.1

2月6日の文化百貨店のゲストは、アクセサリー主治医・鍛造作家・コンセプトデザイナーという立場から、装身具のサイズ感による悩みを解消するための活動などをされているシマダカツヨシさん。今週は、その活動について伺っていきます。

2022.01.30 大島 新 vol.2

1月最後の放送となった30日の文化百貨店。ゲストは、先週に引き続きドキュメンタリー監督の大島新さん。今週は、ドキュメンタリーのつくり方からお聞きしていきます。

©seitaro design,inc.

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