2017.07.02
光森 貴久(mergrim) vol.2
曲作りについて
湿度感、色を大事にしているので、夕方の多摩川の感覚だとかをイメージして作ることが多いという光森さん。今は、Google Chromeの拡張機能で世界中のキレイな場所にランダムに飛ばしてくれるものを使って、気分に合う場所を探して、その場所から受けたインスピレーションを反映することもあるようです。最近では、NOWNESSというフランスのWEBサイト内の「In Residence」というコーナーの音楽や、TOYOTAの「TAKE YOUR CITY」という映像の音楽やSONYのα9の音楽などを担当されています。
https://www.nowness.com/series/in-residence
http://www.toyota.co.jp/jpn/tech/personal_mobility/take_your_city/
https://www.youtube.com/watch?v=-nKrzvtoO7U
moph records
ご自身のレーベルをはじめて11年。はじめた当時は、発表する場がCDを作成するしかない時代で、リリースするハードルも高かったので、発表の場を作りたくて仲間たちとスタートさせたのがmoph records。自身のレーベルからリリースしたくなるか否かの判断ポイントは「楽曲が1つのエネルギーの塊になっているか」ということ。粗くても、ミュージシャンの生き様が形になっていればリリースしたくなるのだそうです。光森さんに聞いてもらいたいというミュージシャンの方は、ぜひmoph recordsのWEBサイトからコンタクトを取ってみてください。
http://www.mophrec.net/
最近気になるモノ
一部のギークの中で流行っているというモジュラーシンセ「ユーロラック」に、ここ2年ぐらいハマっているという光森さん。スタジオに持ってきてくださったので、簡単に実演しながらトークを展開!!目の前で音が積み上げられていく様子に、山﨑の興味も尽きません。コミケのような市場も確立しているそうで、様々な音源が出回っているのだとか。ユーロラックが気になる方は、下記URLをご覧ください。
http://fiveg.keyboard.jp/2016/08/28/modular101_vol1/
番組初のミニLIVEもお送りした7月2日の文化百貨店。世界を股にかけて活躍する光森さんにたっぷり刺激を受けた山﨑でした。次回は、画家・イラストレーターのSHOHEIさんをお迎えします。