2019.12.29
三戸 なつめ vol.1
モデルになったきっかけ
身長が153cmと、背が低めの三戸さん。そのため、自身がモデルになるという夢を持ったことがなかったのだと言います。それが変わったきっかけが、青文字系雑誌を中心にスポットを浴びだした“読者モデル”の存在。
関西を中心に読者モデルとして活動していく中で、現在所属しているアソビシステムに声をかけられた事から上京を決意。そこから、活動の幅を広げていったそうです。
マルチな活動の原点
役者やミュージシャンとしてだけではなく、創作活動も精力的に行っている三戸さんですが、子供の頃から何かを作ることが好きなお子さんだったようです。小学生の頃は、秘密基地をつくったり自作の漫画をつくったりと、1人で遊んでいた印象が強いのだとか。
この原点が、モデル活動をしてからも生きているようです。読者モデルの場合、自己プロデュース力が大事になってくるのだと言います。三戸さんの場合は、身長が低い部類になるので、小柄な女性たちに“スタイルを良く見せる工夫”や“小柄でもファッションが楽しいと思ってもらえる”ということを伝えようと意識されていると言います。
例えば、パンツやスカートをハイウェストで履く。ブローチなどの小物を、胸では無く鎖骨のあたりに付けて目線を上げるということで、全体のバランスを変えて、低い身長でも可愛く見える、というアドバイスをお話いただきました。
1月10日公開『明日、キミのいない世界で』
読者モデルをスタートとして、現在は女優としても活躍されている三戸さん。1月10日に映画『明日、キミのいない世界で』に、主要キャストとして出演されています。
ストーリー
真斗(まこと/そらちぃ)は田舎で暮らすごく普通の高校生。小さな商店を営む母と小学生の妹と3人で暮らしている。幼なじみの心平(しんぺい/てつや)は夢見がちなお調子者。同級生の遥(はるか/小林万里子)に想いを寄せるが、遥が好きなのは真斗だと気が付いている。そんな彼らの前に、ミヅキ(みづき/三戸なつめ)があらわれた。高校3年生のひと夏、彼らは世界の広さと青春のほろ苦さを知り、少しずつ大人になっていく。
引用:https://www.asukimi.jp/
三戸さんは、ストーリーの鍵を握る、21歳の記憶喪失の女性役。撮影時に29歳だった三戸さんは、20歳前後のキラキラした女子の役に少し戸惑ったのだとか。そのため、大学の前に居座って、女子大生の動きを研究したり、柔らかな動きをするためにヨガに通うなどして、役作りをしたそうです。
この『明日、キミのいない世界で』は、監督と主演がユーチューバーということも話題になっている映画です。スマートフォンの世界の第一人者たちが、映画館のスクリーンでどんな作品を見せてくれるのか、注目の作品です。
といった所で、2019年の文化百貨店は閉店となります。今年もご愛聴いただきありがとうございました。来年は1月5日から、いつも通りに放送していきますので、新年もよろしくお願いいたします。
今週の選曲
三戸なつめさんのリクエスト
走れ正直者 / 西城秀樹
山﨑晴太郎セレクト
partial (choir Version) / Ólafur Arnalds