2020.07.26
パントビスコ vol.2
フォロワーとの関わり方
先週の放送で、「フォロワーや“いいね”が増えるのは、今でも嬉しい」と話していたパントビスコさん。55万人を超えるフォロワーを獲得していても、フォローしてくれた人を全員チェックしていると言います。
とは言え、Instagramはアウトプットの場と考えている節があるようで、「自発的にフォローには行かないタイプ」なのだとか。フォローしてくれた方をフォローバックするというスタンスのようです。
一方で、SNSは不特定多数が利用するため、どこで誰が目にするか分かりません。そのため、自分が意図していない捉え方をされることもあるようです。そういった場合、コメント欄で意図しない方向への流れが出来てしまうそうで、「ちょっと違うな」と感じたコメントが出てきた段階で、意図をきちんと伝え軌道修正をしていると言います。
作品をアップしっ放しにするのではなく、波及していく段階も気を配り続けることで、これまで大きな炎上もなく運営が出来ているということです。
多くの人に見てもらうための工夫
Instagramの機能を活かしたインタラクティブな作品をアップするなど、新しい事を取り入れながら前進し続けるパントビスコさんですが、より多くの人に見てもらうために意識しているのは「ハッシュタグを最大限に付けること」なのだそうです。
Instagramでは30個までハッシュタグを付けられるので、アップする作品からの連想ゲームのように30個のハッシュタグを付けるようにしていると言います。当然ですが、1つのハッシュタグよりも、30個のタグの方が引っかかる可能性はアップ。こうした地道な工夫や努力が、フォロワー55万人への道に通じているようです。
パントビスコの不都合研究所
こういったことを考えながら毎日作品をアップしているパントビスコさんが、メディアで持っている連載が『パントビスコの不都合研究所』。雑誌『Numero TOKYO』のWeb版・numero.jpでアップされている対談記事です。
これまでに、上白石萌歌さんや小嶋陽菜さん、マギーさんなどと対談を繰り広げてきています。内容は、「ちょっと困ったり、ちょっと解決したいなと思うものを雑談ぐらいのノリで喋る」というもの。パントビスコさんの作風にも繋がる、“あるある”や“なるほど”といった共感が人気のコンテンツのようです。
普段はWebサイトでの更新ですが、7月28日発売の『Numero TOKYO』本誌にファーストサマーウイカさんとの対談が掲載されています。紙媒体でパントビスコWORLDを堪能したい方は、ぜひ本誌をチェックしてください。
本誌未収録部分を含む記事は、こちらをどうぞ
https://numero.jp/interview203/
今後やってみたいこと
これまでに個性的なキャラクターを30近く送り込んでいるパントビスコさん。今、挑戦したいと考えているのは“映画”なのだそうです。モラハラ男の【サイコパスオ】や、すごく優しい【やさ村やさし】を実写にしたら、面白いんじゃないかと想像しているようです。
パントビスコさんのフォロワーである山崎は「脚本はめちゃくちゃ向いていると思う」と共感。近いうちに、パントビスコさんが生み出したキャラクターがスクリーンで躍動することがあるかもしれません。
山崎晴太郎とコラボレーションするとしたら?
クリエイター同士として山崎晴太郎とコラボをするなら、パントビスコさんは「コンテストのようなものをやりたい」と考えたそうです。自身や山崎が審査員となって、若い人たちを引き上げるような事が出来たら良いなと話してくださいました。
そして、番組の最後にお聞きしている“文化を伝える架空の百貨店でバイヤーをするなら?”という質問には、「ルール違反かもしれないけど、自分の作品を売りたい」とご回答。あと1年ほどで、書き上げた作品が1万作に到達するようで「自分が死ぬまでに、全て売りたい」と考えているということでした。
といった所で、今週の文化百貨店は閉店となります。次回は、久しぶりに山崎晴太郎が1人で音楽たっぷりでお送りします。
今週の選曲
パントビスコさんのリクエスト
MOSHIMO / 平原綾香、森崎ウィン
山崎晴太郎セレクト
An Ending, A Beginning / Dustin O’Halloran