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2020.12.06

飛内将大 vol.2

CMへの楽曲提供
ここ最近だけでもクノールカップスープ、PANTENE、スズキスペーシアスカスタム、NIVEA、Googleなど数多くのCMに楽曲を提供している飛内さん。CMの場合は、多くの人が制作に関わっていることから、音楽のための時間が少なく、「3時間で2曲仕上げて欲しい!」というオーダーがあった時もあったのだとか。
一見、無理そうな依頼に対しても、先週の話にもあった“アルバム1枚を1日でつくる”という高校時代の遊びが活きているのか、瞬発力が求められる案件にもすぐに対応できるようです。
多くのCM音楽を手掛けてきた飛内さんが、最近手がけた中で特に印象深いと話すのが、ゼスプリ キウイのCM。

コロナ禍で、暗いニュースが報道される事が多い中、「救われるようなCMに携わったことで、ほっこりした」と言います。周りのお子さんがいる友人からムービーが送られてきたり、ご両親からもCM観たと連絡があったようで、ポジティブな反響が励みになったそうです。

スランプに陥らないために
CM音楽、アーティストへの楽曲提供・プロデュースと音楽を生み出し続けている飛内さん。常にインプットを意識して感度を高めていそうですが、「最近は、自分が求めない限りしないようにしている」そうです。若い頃は、音楽以外のアートや演劇に触れるようにしていたようですが、刺激を求めだすとキリが無いことに気づいたのだとか。
その姿勢にも繋がるのが、「精神的な平穏を保つようにしている」ということ。
例えば、失恋した時や大事な人との別れなどをインスピレーションにした楽曲だったとしても「しばらく時間が経ってから思い返しながらつくるものだと思う」と飛内さん。心が揺らいだ状態だと、いいものが出てこないと感じているようで、たっぷり寝たり、美味しい物を食べたり、散歩をしたりしてストレスのない生き方を意識していると言います。
こうした行動の結果なのか、約10,000もの曲をつくってきながらも、これまでスランプに陥ったことがないそうなので、“働き方”という面で参考になりそうな考え方です。

山崎晴太郎とコラボレーションをするとしたら
まな板に弦を張ったりして、趣味で楽器を作ったりすることもある飛内さん。山崎とコラボレーションをするのであれば、「楽器を作りたい」とのこと。楽器は、音色はもちろんですが、「見た目も大事な要素」であると言います。そのため、生活に溶け込むような、かっこいい楽器を作ってみたいという願望があるそうで、鍵盤楽器や打楽器という一般的な概念ではなく『○○楽器』という新しいコンセプトの楽器を生み出したいと話してくださいました。
多くの楽器を演奏したり集めている飛内さんが、最近感動したというのが、アフリカの弦楽器マルヴァニー。ボディの両面に弦が付いていて、ストラップを付けて首からぶら下げて両手で演奏するものだと言いますが、実はリサイクルショップで出会ったという楽器。弾き方もチューニング方法も分からなかったそうですが、「見た目も音も泣ける」ということで、興奮して購入したのだとか。
文化を扱う架空の百貨店があったら、このマルヴァニーのように「斬新でかっこいい楽器をいっぱい置きましょう」という飛内さんでした。

「音楽に触れる機会が少ない人たちが、いい思い出や生活の支えになるような曲を作りたい」との目標を語ってくれた飛内さんとお送りした文化百貨店は、ここで閉店。来週は、山崎晴太郎のソロ回。2020年のトピックの中から、山崎が気になったもののお話を中心にお送りします。

今週の選曲
飛内将大さんリクエスト
ねがい/井上竜馬
※飛内さんが作曲・編曲を手がけたNIVEAブランド2020CM楽曲

山崎晴太郎セレクト
The Runner/ Johnny Jewel

作曲家/サウンドプロデューサー

飛内 将大

卓逸的な作曲センスで年間300曲以上もの楽曲を生み出す類希な才能を持つクリエイター。普遍的なメロディに、最新鋭のデジタルサウンドを駆使しながらマルチインストゥルメンタリストとしてのアプローチが随所に光るその型にとらわれない唯一無二の楽曲は、一聴で人々の耳を惹きつける。
幼少期より様々な楽器に触れるのみならず作曲を始め、その後洗足音楽大学に進学。19歳、大学在学中よりトラックメーカー・リミキサーとしてのキャリアをスタート。
2007年agehaspringsに加入後はYUKI、元気ロケッツ、Aimer、菅田将暉、JUJU、木村カエラ、向井太一など多岐に渡るアーティストへの楽曲提供・アレンジを手掛ける。
近年では、「NIVEA」や「LEXUS」などをはじめとする数多くのTV-CM、広告キャンペーン、映画などの映像コンテンツ作品にも音楽で参加している。

卓逸的な作曲センスで年間300曲以上もの楽曲を生み出す類希な才能を持つクリエイター。普遍的なメロディに、最新鋭のデジタルサウンドを駆使しながらマルチインストゥルメンタリストとしてのアプローチが随所に光るその型にとらわれない唯一無二の楽曲は、一聴で人々の耳を惹きつける。
幼少期より様々な楽器に触れるのみならず作曲を始め、その後洗足音楽大学に進学。19歳、大学在学中よりトラックメーカー・リミキサーとしてのキャリアをスタート。
2007年agehaspringsに加入後はYUKI、元気ロケッツ、Aimer、菅田将暉、JUJU、木村カエラ、向井太一など多岐に渡るアーティストへの楽曲提供・アレンジを手掛ける。
近年では、「NIVEA」や「LEXUS」などをはじめとする数多くのTV-CM、広告キャンペーン、映画などの映像コンテンツ作品にも音楽で参加している。

2022.03.27 高柳 克弘 vol.2

3月27日の文化百貨店のゲストは先週に引き続き、俳人・俳句雑誌『鷹』編集長の高柳克弘さん。今回は、近著『究極の俳句』と高柳さんご自身の俳句感について伺います。また、5年間に渡る文化百貨店を通じて、MCの山崎晴太郎が感じてきた事についてもお話します。

2022.03.20 高柳 克弘 vol.1

3月20日の文化百貨店にお越しくださったのは、俳人・俳句雑誌『鷹』編集長の高柳克弘さん。番組MCの山崎晴太郎が、かねてから興味を持っていた俳句の世界について、2週に渡って伺います。

2022.03.13 まつゆう* vol.2

3月13日の文化百貨店のゲストは、先週に引き続きコミュニケーション・エヴァンジェリスト/メタバースDJの まつゆう*さん。番組MCの山﨑晴太郎が、今最も興味を持っていると言える“メタバース”の世界について、今週もたっぷり伺います。

2022.03.06 まつゆう* vol.1

3月6日の文化百貨店にお越しくださったのは、コミュニケーション・エヴァンジェリスト/メタバースDJのまつゆう*さん。今回は、まつゆう*さんのこれまでのキャリアを伺いながら、二拠点生活をしているという“メタバース”の世界について伺います。

2022.02.27 こくぼ ひろし vol.2

2月27日の文化百貨店のゲストは先週に引き続き、日本初のソーシャルグッド専門PRエージェンシー ひとしずく株式会社代表でPRコンダクターの こくぼひろしさん。今回は、番組パーソナリティの山崎晴太郎のセイタロウデザインと共同で展開する『もしもラボ』について、2人でお話していきます。

2022.02.20 こくぼ ひろし vol.1

2月20日の文化百貨店のゲストは、日本初のソーシャルグッド専門PRエージェンシー・ひとしずく株式会社代表で、PRコンダクターの こくぼひろしさん。漠然としている“ソーシャルグッド”という言葉の範囲や、こくぼさんの現在の活動について伺います。

2022.02.13 シマダ カツヨシ vol.2

2月13日の文化百貨店のゲストは、先週に引き続き、アクセサリー主治医・鍛造作家・コンセプトデザイナーとして活動されているシマダカツヨシさん。今週は、シマダさんがどんな変遷を経て、現在のような考え方にたどり着いたのかをお聞きします。

2022.02.06 シマダ カツヨシ vol.1

2月6日の文化百貨店のゲストは、アクセサリー主治医・鍛造作家・コンセプトデザイナーという立場から、装身具のサイズ感による悩みを解消するための活動などをされているシマダカツヨシさん。今週は、その活動について伺っていきます。

2022.01.30 大島 新 vol.2

1月最後の放送となった30日の文化百貨店。ゲストは、先週に引き続きドキュメンタリー監督の大島新さん。今週は、ドキュメンタリーのつくり方からお聞きしていきます。

©seitaro design,inc.

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