2018.06.24
T$UYO$HI vol.1
デビューに至るまで
元々はギターから楽器を始めたというT$UYO$HIさん。早いうちから「音楽で食べていく」という志を持っていたようで、ライブハウスへの出演方法や曲作りの方法を学ぶために、まずは年上ばかりのバンドに参加するなど、したたかに音楽と携わっていたご様子です。
20歳過ぎでベースに転向。26歳の時のdrug store cowboyでデビューを果たします。デビューしたメンバーが揃ってからは半年ほどで事務所が決まり、レコード会社数社からオファー有りと、「半年後の未来が想像できない」ほど、とんとん拍子に話が進んでいったと言います。
The BONEZの結成
あるライブでデビュー前のKさんを目撃し「一緒にバンドをやりたい」と感じたT$UYO$HIさん。友人関係からスタートさせた後、Kさんと共にPay money to my painを結成。LAに住んでいたKさんとの遠距離でコミュニケーションを取りながら、レコーディングやライブ活動を再開していきます。そんな中、同じシーンで切磋琢磨していたのがJESSEさんでした。
Pay money to my painのツアーがキャンセルになったタイミングでJESSEさんから、「ソロ活動をはじめるけど、ベースとドラムが居ないので手伝って」と言われたことがきっかけで、JESSEさんとの音楽活動をスタート。現在の体制になったのをきっかけに本格的にバンドとしてのThe BONEZの活動が始まっていったと言います。
ミュージシャンにとってのバンド
ソロを手伝っていた時は、JESSEさんと他のメンバーという図式になっていたようですが、The BONEZとしての曲を持ち込んで一緒にアレンジしていくようになっていく事で、4人がイコールの関係になっていったと言います。
そして、「The BONESのT$UYO$HIです」と言えるようになったのが大きい変化だとT$UYO$HIさんは話します。バンド出身のミュージシャンにとって、バンドが無いのは苗字が無いような状態。改めて苗字を持った事で、バンドや音楽に対する意識や覚悟が高まっていったようです。
最近ハマっているモノ
普段は、スマホでデジタル配信サービスを使って音楽を聞くことが多いというT$UYO$HIさんですが、アナログレコードを買う事が増えているのだそうです。
すでにデジタルで音楽は持っているし、聞くのも面倒くさいと思いながらも「音楽を聞いている」という感覚と、好きな物に対してわざわざお金を出して買いなおすという点で、贅沢な感じがして、改めてレコードの魅力を味わっているというT$UYO$HIさんでした。
といった所で、今回の文化百貨店も閉店のお時間となりました。来週もT$UYO$HIさんにお話しを伺っていきます。来週は、いつも通りの日曜日24時30分に開店いたします・。
本日の選曲
T$UYO$HIさんセレクト
SUNTOWN / The BONEZ
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