銀座四次元ポケットpresents 山﨑晴太郎の銀座トークサロン銀座四次元ポケットpresents 山﨑晴太郎の銀座トークサロン

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MINI REPORT

2017.07.16

SHOHEI vol.2

3連休真っ只中の7月16日の文化百貨店。先週に引き続いて、画家・イラストレーターのSHOHEIさんにお話しを伺いました。

ボールペンで描くようになった理由

美術を学んでいた時は油絵を勉強していたというSHOHEIさん。油絵は専門的なツールなので、人に伝わらない部分が多いと感じていたのだとか。みんなの知っている文房具を使うと、絵を知らない人ともコミュニケーションをとれると気づいて、18歳ぐらいからボールペンで描くようになったと言います。ちなみに、文房具屋さんで売っている誰でも買えるボールペンを使うのが、こだわりとのこと。

shohei_花見酒

shohei_暴行現場

難しかった題材

東京スカパラダイスオーケストラのジャケットで侍を初めて描いたというSHOHEIさん。神格化されている侍を描くということで、プレッシャーを強く感じたようです。歴史的なものならリアルを感じる“百姓”を描きたいタイプなので、侍を描くという気持ちになるまでが難しかったご様子です。
そんな侍を含め、SHOHEIさんは絵を描く時には「ゴミの日いつだっけな?」なんて、関係のないことを考えていると言います。頭の中のイメージを追っているだけなので、ペン入れをしている時の頭の中は、暇なのだとか。ボールペンだと描いたら消せなく、そのまま進んでいくしかないので、それほど頭を使っての作業ではないとのことですが、何ともアーティストらしい感覚です。

文化百貨店で扱いたいモノ

ヤンキーカルチャーやパチンコといった足し算の日本文化が好きだというSHOHEIさん。デコトラ、ギャル、ネイル。昔は携帯のストラップをジャラジャラつけるなど、足し算の文化で面白いものが、たくさんあったと感じているようです。引き算の文化は伝えようとしている人たちがたくさんいるので、ご自身が愛する足し算の日本文化を伝えることを続けていいきたいと話してくださいました。

11月にオーストラリアのメルボルンで個展が開催されるなど、世界を股にかけた活動をされているSHOHEIさん。今後もSHOHEIさんならではの日本文化の解釈をボールペン画を中心に発信し続けてくれそうです。

画家・イラストレーター

SHOHEI

1980年東京生まれ。主にボールペンを使用してイラストを制作。広告やCDジャケット等の商用イラストを手がける傍ら、オリジナル作品を世界各国で展示・発表。ミラノ、メルボルン、カンサス、パリ等の海外での展覧会をはじめ、agnès b.(アニエスベー)、スワロフスキー、adidas、NIKE、パイロット、carhartt(カーハート)等のクライアントとの仕事、音楽では「マキシマム ザ ホルモン」や「東京スかパラダイスオーケストラ」のジャケットやギタリストCutsigh(カットサイ)との共同プロジェクト『LOOP』等、活動は多岐に渡る。