銀座四次元ポケットpresents 山﨑晴太郎の銀座トークサロン銀座四次元ポケットpresents 山﨑晴太郎の銀座トークサロン

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MINI REPORT

2017.04.30

Yellow Yellow vol.01

4月30日の文化百貨店。3組目のゲストとしてデザイナーのYellow Yellowさんをお迎えしました。その名が示す通り“黄色使い”のスペシャリストとして名をはせるデザイナーです。

Yellow Yellowが誕生するきっかけ

元々はデザイン会社で働いていたYellowさん。独立して7年~8年ぐらいの時に“東京のストレス”のせいで、無意識のうちに黄色に執着したのだとか。気づいたら黄色の服を着ていて、周りからの評判が良かったようで、黄色と向き合ってみようと思ったのだそうです。ちなみに苗字がYellow、名前がYellowでYellow Yellowさん。活動名を変えたのは、ブランディングの基本に立ち返ってみた結果だと言うこと。とは言え芸名ではなくご自身の根源に近い部分と思っているそうで、ニックネームのように思われると困惑することもあるのだとか。。。黄色に特化することで「作家性が強くなると同時に、ビジネスとしての側面は狭くなるのかな」とYellowさん。実際に、シゴトは10分の1ぐらいに減ったそうですが、世の中の色の数を考えた時に「自分のせいじゃない」という自尊心は保たれたとのお話しです。しかし、今は“黄色道”をまい進し続けているご様子です。

モノ選びの判断基準

Yellow Yellowさんのモノ選びの判断基準は、やっぱり黄色!黄色の色味だけを基準に無意識に集めようとしているそうですが、その中でもベースになるのはマクドナルドのMの色。少し赤っぽい黄色ということですが、Yellowさんの好きな黄色なのだそうです。さらに、どこの国に行ってもあるので、コミュニケーションをとりやすいので基準の中の基準にしているとのお話しでした。どんな形状でも、選んだ黄色があるだけで、そのモノを愛するのがポリシーというお話しです。

黄色のとらえ方

世界各地で訪れた先の黄色を探しているYellowさん。その際に黄色のTシャツを着ていることも多いようですが、同じTシャツでも、カラッとしているポルトガルとジメジメしているフィリピンでは見え方・感じ方が異なるのだそうです。湿度がもたらす空気感が、色の印象に関わっていると感じているというのがYellowさん見解。海外だけではなく国内を旅する時に、場所場所で色の感じ方を比べてみると旅の楽しみが増えるかもしれませんね。

そんな所で、4月最後の文化百貨店も閉店の時間となりました。1つ1つのお答えが学者さんのように論理的なお話しで、山﨑も自分のまだ知らない世界のお話しに新たな発見がたくさんあった30分でした。
そして、GWにYellow Yellowさんが監修されたイベントが行われます。島根県松江市の大根島にある由志園で5月7日に開催です。黄色い牡丹が池いっぱいに敷き詰められるという「Yellow Garden Festival」。Yellowさんがデザインされたチラシとともにチェックしてみてください。
http://www.yuushien.com/event/2017spring/yellowgarden.html

デザイナー

Yellow Yellow

黄色を強い武器、または、純粋な完成表現としてクライアントに提案するブランディング・デザインスタジオを主宰。2013年4月より、現代アーティストとしての活動を開始。国内外のギャラリーでの展示、インスタレーションを発表する他、黄色関係のイベント企画やディレクションなども行う。