銀座四次元ポケットpresents 山﨑晴太郎の銀座トークサロン銀座四次元ポケットpresents 山﨑晴太郎の銀座トークサロン

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MINI REPORT

2017.05.07

Yellow Yellow vol.02

GW最終日となった5月7日の文化百貨店。引き続きデザイナーのYellow Yellowさんをお迎えしての放送でした。今週は、よりデザイナーとしての部分を中心にお伺いしました。

デザインの進め方

黄色を中心にしたデザインなので変わったアプローチをしているのかな?と思いきや、白のキャンバスでデザインしていく所を黄色にするというのが多いそうで、基本の部分は同じようです。図版率で言うと、黄色以外を3割以内に抑えたいけど、「デザインはサービス業!」なのでクライアントと協議をして決めていくということと、こちらもいたってベーシックなご意見。
とは言え、「ある所まで戦った方が良いこともある」のだとか。黄色を減らして欲しいというオーダーに対して、挿し色を変えたり、タイポグラフィーや紙質を変えることで、黄色の分量を変えずに、クライアントが満足したことがあったそうで、色々な引出しを駆使してクリエイティブに反映させているご様子です。

黄色への気づき

名刺を色々な白い紙に印刷しているというYellowさん。同じY100で同じ塗料を使っていても、紙によって黄色の表情がやっぱり違うのだそうです。「黄色に特化したから気づいたこと」というお話しですが、同じように黄色が似合うフォントやタイポが見えてくるようです。Yellowさんとしては、サンセリフはハマリが悪いようで、スラブ体が黄色をメインにしたデザインにマッチすることが多いのだそうです。あとは、クーパーブラックなどポップなフォントはわかりやすくハマるのだとか。
ちなみに、黄色が前提でのオーダーがほとんどなのでオリエンテーションの時点で、デザイン面でのシゴトは、ほとんど完結していると感じているようです。その分、キャッチコピーやタイポグラフィーなど、他の部分に集中できるので、幅広くデザインをしていた時よりも、1つ先の段階に行った感じがしているともお話しされていました。

文化百貨店で取り扱うなら?

番組恒例のこの質問。Yellowさんはここでもブレずに、すべての国の黄色いものを1つずつでも揃えた「世界の黄色の縮図」のようなコーナーかお店をやりたいというお話し。こども向けのモノ、骨董、パンクっぽいものも、モノはバラバラでも黄色で括った一角にしたいということでした。
とはいえ、「自分が現地に行って・見て・手に取ってみないと判断がつかないけど、すべての国に行くのも時間的に難しい…」と、夢にたどり着くまでの現実的なお悩みも……
「黄色数え年3歳」とご自身では、まだまだ始まった所だというYellowさん。とは言え、黄色に対して真摯にアプローチする姿に、先輩としてデザイナーとして山﨑も刺激をたっぷり受けたようでした。セイタロウデザインでも、これから黄色を使ったアプローチが増えるかも!?

次回の文化百貨店は、5月14日の深夜24時30分に開店します。

デザイナー

Yellow Yellow

黄色を強い武器、または、純粋な完成表現としてクライアントに提案するブランディング・デザインスタジオを主宰。2013年4月より、現代アーティストとしての活動を開始。国内外のギャラリーでの展示、インスタレーションを発表する他、黄色関係のイベント企画やディレクションなども行う。